「仕事が忙しくてなかなか勉強の時間を確保できない…」
「自宅や職場の近くに英会話スクールがなくて通えない…」
英会話の勉強を始めたいけど、こうした理由で諦めてしまっている方は少なくありません。
そこでおすすめなのが「出張レッスン」です。
今回は講義型やオンライン型と出張レッスンの特徴を比較しながら、どのような人に出張レッスンが向いているかお伝えしていきます。
よくある英会話レッスン形式
講義型
講義型とは、スクールでレッスンを受ける一般的な英会話教室です。
基本的にアクセスの良いハブ駅に教室を構えていることが多いですが、自宅や職場の近く、通勤経路上にスクールがないと通いにくいのが欠点です。
もちろん教室でレッスンを受けることで環境を変え、勉強に集中できるメリットはありますが、スクールまで通う通学時間をもったいないと感じる人もいます。
一般的に講師のレベルは高く、日本人講師も外国人講師、ネイティブ講師もそれぞれ在籍している場合が多いです。
スクールカウンセラーも常駐しており、英語学習や悩みの相談に乗ってくれるため、英語初心者の方でも安心して通える魅力もあります。
オンライン型
オンライン型は、スマホやパソコンを使ってアプリや動画、電話で英会話レッスンを受講できます。
基本的に好きな場所でレッスンを受けることができるため、英会話スクールに通う必要がありません。
またスクールの家賃がかからないため料金が安いことが多く、費用を抑えたい方に人気です。
ただし対面で指導を受けられないため、リアルでのコミュニケーションや温度感に不安が残る点がデメリットです。
講師は基本的にフィリピン人講師が担当する場合が多いです。
人件費の安い在住フィリピン人講師と在日日本人をオンラインで繋いで、料金を安くしている仕組みです。
フィリピン人は非ネイティブの中では高い英語力を持っていますが、日本語が不自由な人も少なくなく、レッスンで分からない点があった時に日本語で質問しても伝わらないこともあります。
日本人やネイティブがオンライン型で講師を担当する場合もありますが、やはり料金は高い傾向にあります。
時間がなくても学べる英会話の出張レッスンとは
英会話出張レッスンとは
英会話の出張レッスンは、指定した場所に講師を派遣してもらいレッスンを受講できるものです。
個人で受講する場合は自宅やカフェなど、法人など団体で受講する場合は会社や会議室などに呼ぶことができます。
レッスン時間も指定できるため、生徒のスケジュールに合わせて柔軟にレッスンプランを組みやすいのもポイントです。
好きな時間と場所で対面式の質の高いレッスンを受講できることが、出張型英会話レッスンの特徴ですね。
英会話出張レッスンを活用できるシーン
法人の研修や保育園の教育にも
法人での英語研修や保育園・幼稚園での英語教育など、複数人の団体で同時受講するシーンには、英会話の出張レッスンがおすすめです。
複数人が同じ教室に移動するよりも講師1人に来てもらった方が、総合的な交通費や時間がかからないためお得ですね。
また団体ごとに研修プランを考えてくれますし、曜日や時間を決めてレッスンをすることで定期的に英語学習を継続することもできます。
会社の福利厚生や園の魅力にもつながるので、英会話レッスンを導入したい方は出張型も検討してみてはいかがでしょうか。
自宅から英会話教室が遠い
個人で英会話レッスンを受けたいけれど、自宅や職場の近くに通いやすい英会話スクールがない場合、好きな場所に英会話講師を派遣するのもおすすめです。
自宅に出張してもらうことで通学時間を削減できますし、リラックスできる環境でレッスンを受講できます。
パーソナルエリアであるお家に講師を呼びたくない人は、近くのカフェなどに来てもらうことで問題を解決できます。
通学時間をなくすことができるので、仕事で忙しい社会人の方にも大きなメリットがあります。
帰宅時間に自宅に講師に来てもらうことで時間を効率的に使って英語学習ができますし、スクールに通う往復の通学時間がないので他の仕事や趣味、勉強に時間を充てられますね。
子供の送迎や通学をなくす
お子さんに英会話を学ばせたい親御さん目線で考えると、出張型英会話レッスンを使うことでお子さんを英会話スクールに送り迎えする手間や時間を無くすことができます。
講師をお家に派遣することで、近くでお子さんのレッスンの様子を見守りながら、掃除や洗濯などの家事を行うことも可能です。
お子さんの受講態度を見てみたいという親御さんも多いのですが、出張型なら問題ないですね。
他のレッスン形式と比べてどうなの?
実力派講師が多い
出張型の英会話講師のレベルは高いことが多いです。
というのも、生徒さんの自宅や会社などのパーソナルエリアに訪問するため、指導力に加え人間としてのマナーも兼ね備えていなければならないからです。
生徒さんが楽しく気持ちよくレッスンを受講してもらえるように、目を配りながら指導に当たってくれます。
またオンライン型に多いのですが、人件費の安い学生がアルバイト講師を務めているケースがあります。
やはりプロ講師と比べると指導力には差がありますし、経験値や責任感も異なります。
もちろん料金は安いためお値段相応ではありますが、講師のレベルで考えると出張型をおすすめします。
対面指導だから学習が進む
出張型は対面でレッスンを行えるので、分からない点をすぐにその場で解説できます。
コミュニケーションの熱量も伝わりやすいですし、臨機応変な対応もできます。
一方でオンライン型はテレビ電話や音声通話を介してレッスンを行うので、レッスンの充実度は対面式には劣ります。
また通信回線によっては映像が途切れたり聞き取りづらかったりと、レッスンに支障が出る場合もあります。
もちろんオンラインならではの魅力はありますが、対面指導の方がより満足感のある指導を受けることができますね。
入会金不要or安くて気軽に受講できる
出張型の英会話レッスンは入会金が無料な場合が多く、初期費用が安くて気軽に始めやすいという特徴もあります。
それに対して講義型の英会話スクールは基本的に入会金がかかりますし、スクール運営費などが毎月かかるケースが少なくありません。
オンライン型は入会金があるところとないところがあり、レッスン料は出張型と同じくらいか安いところもあります。
以下にそれぞれの形式での初期費用相場とレッスン料金相場を比較してみました。
レッスン形式 | 初期費用相場 | レッスン料金相場 |
出張型 | 0円〜5,000円 | 3,000円〜5,000円 |
講義型 | 20,000〜50,000円 | 6,000円〜10,000円 |
オンライン型 | 0円〜20,000円 | 1,000円〜3,000円 |
- 初期費用は入会金と教材費の相場の合計です。
- レッスン料金相場は比較しやすいように全て60分のマンツーマン料金で計算しています。
このように比較してみると、初期費用は家賃やシステム運営費がかからない出張型が安く、レッスン料金はオンライン型が安いことが分かります。
ただし出張型は講義型と同じく対面式の指導でこの料金相場なので、コスパで考えるといいと言えるかもしれません。
企業(法人)にとってはこんなメリットも!
さらなる事業展開に繋がる
企業や法人が英語研修を取り入れることで、今の事業を拡大できたり英語を使う他事業に展開していったりすることも可能になります。
2020年の東京オリンピックを迎え、日本にはますます多くの外国人が訪れるようになることが考えられます。
このタイミングで英語研修を導入することで既存事業の顧客を外国人にも拡大し、さらなる収益増加を狙えます。
またグローバル経済が進むことで新たなチャンスも生まれるため、英語ができる社員を増やすことで世界を視野に入れた事業展開も臨機応変に動けるようになります。
英語を学ぶことで社員の学習意欲や視野も増えるため、新たな事業アイディアや戦略も生まれるかもしれないですね。
社内外での業務効率化
また今後日本に移住する外国人が増えていくことも想定されます。
すると社員や取引先、下請け企業などで外国人と接する気概も増していくでしょう。
その際に英語ができれば円滑にコミュニケーションを取ることができます。
在日外国人にとって慣れない国で働くことは非常に大変なことです。
その中で日本人が英語を使って気さくにコミュニケーションを取ることができれば、きっと外国人の方達も楽しく心地よく働けるはずです。
そうすればあなたの会社の評判は上がり、さらに優秀な人材が集まったり取引際も増えて行ったりすることが考えられます。
素敵な会社を作っていくためにも、今後は外国人社員や取引先を想定した英語コミュニケーションの準備をしていくことが重要ですね。
英会話講師派遣のファインで出張レッスンを始めよう!
ハイレベル講師による出張レッスンが可能
ファインの講師は、小中学校の英語教師(ALT)として働いている方や英会話スクール勤務、もしくは自身で運営している外国人が数多く在籍しています。
大手英会話スクールと比較しても遜色ない優秀な講師が、自宅や会社など好きなところに出張してくれます。
また派遣先は県庁所在地など大きな都市だけではなく、郊外など離れた地域でも対応可能です。
全国どこでも出張を受け付けているので、お住いの地域に出張英会話を検討している場合はぜひお気軽にご相談ください。
教育施設や企業への派遣におすすめ
ファインの出張英会話は生徒の人数によって料金が変わらないため、大人数の団体受講の方が1人あたりの料金が安くなります。
ですので、会社での英語研修や保育園・幼稚園などの英会話レッスンなどでの派遣もおすすめです。
導入実績として、製造業や医療系、IT系、保険業界、マーケティング系など幅広い業界・職種に対応しています。
また派遣先の仕事内容に合わせたレッスンプログラムをオーダーメイドで作成するので、効果的なレッスンを受講できます。
レッスン内容から頻度、日時まで全てカスタマイズして提供しているので、業務の邪魔になることなく効率的に英語研修を進めていくことが可能です。
こんな方々にご利用頂いております
■社内英語研修を週1回実施(製造業)
こちらの企業様は製造業をされていますが、近年の海外との取引の増加を受け、日本人スタッフの英語力の底上げを目的に英会話研修を導入されました。留学生など外国人の新入社員や海外支社から日本に研修にやってくる外国人スタッフなどとのコミュニケーションや英語での業務マニュアル作成などの効率化を図っていらっしゃいます。
- 月2回の英会話レッスンに安定派遣(幼稚園)
こちらの幼稚園では、月に2回、外国人の先生を呼んで英会話レッスンを実施しています。当初は自社採用・募集をされていましたが、募集をかけてもなかなか集まらず、またせっかく採用できても急に帰国されてしまったり遅刻をしてきたりとお困りでした。講師に注意をしようにも日本語がわからないためコミュニケーションもうまくいかなかったようです。そこでファインにご依頼頂きまして、講師を継続・安定的に供給させて頂いています。
- プレゼンテーション研修を週1回実施(法人)
医師や薬剤師などが多数所属するこちらの法人様では、学会などでの英語でのプレゼンテーションのスキルアップを目的とされ社内英語研修を導入されました。日常会話とは異なる点が多いプレゼンの場において英語でしっかり聴衆に伝えるということを目的に毎週一回外国人講師のトレーニングを受けて頂いています。
まとめ
今回は出張型英会話レッスンの魅力を、講義型やオンライン型と比較してみました。
出張レッスンは好きな場所と時間に質の高い対面式レッスンを受講できるので、講義型とオンライン型のいいとこ取りをしている英語学習法と言えます。
自宅で英会話を学びたい方や、英語研修を行いたい企業さん、英会話レッスンを始めたい保育園・幼稚園さんなどの利用が多いので、導入を検討している方はお気軽にご相談ください。